課題解決事例

新型EVに似合う近未来的でスタイリッシュな内装を実現したい…

デザイン性・表面硬度・環境負荷低減などの課題を一挙に解決した新フィルム材とは


自動車内装部品加工メーカー G社 設計開発部

解決

解決のポイント
  • 帝人のPC加飾フィルムは、表面硬度・耐薬品性・熱成形性など優れた特徴を備えていた
  • 製造工法上の課題についても帝人の研究所で検証済みで、サポートが期待できた

優れた特性を持つフィルムと製造工法のサポートで、スタイリッシュな内装部品を実現!

情報収取を進めていた担当者は、少し前に帝人から新しい加飾フィルムの紹介を受けていたことを思い出し、相談を持ち掛けてみます。


帝人は光透過表示部品をターゲットとしたPC加飾フィルムを新たに開発していました。その特長は高い表面硬度への対応や良好な耐薬品性、さらに一般PCフィルムよりも熱成形しやすいというものです。また、このPC加飾フィルム(基材)を販売するにあたり、熱成形、インサート成形時の課題について、事前に自社の研究所である程度検証を済ませており、実際にG社での工程で課題が見つかった場合には、柔軟なアドバイスができるということも提案に盛り込まれていました。


ほどなくしてG社は帝人のサポートを受けながら、この加飾フィルムを使用した「光透過表示+静電スイッチ」の試作品を完成させます。試作段階では成形時に問題が発生したこともありましたが、帝人研究所のアドバイスもあり温度条件を調整して解決できました。


また、環境負荷に関しても、これまでの成形品+塗装と比べて加飾部分が印刷になるため、その分が環境負荷の低減に貢献できることで資材部の了解を取り付けることができました。


試作品に対する自動車部品メーカーでの一次評価は高評価。今後も継続して帝人のPC加飾フィルムを使用したインサート成形品を新しいインパネ部品の候補として、評価を進めることにしています。

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